いりえ栄蔵果樹園のルレクチエ

桃とルレクチェと和梨のいりえ栄蔵果樹園です♪
 
【ル レクチエのご案内】
新潟県には、ルレクチエという名前の他県ではあまり栽培されていない西洋なしがあります
西洋なしには、たくさんの品種がありますが

その中でもル レクチエは、明治36年にフランスから新潟へやってきたとても美しい洋梨です

当時は “ロクチ” とか “レクチ” とか “ルルクチェ” などと言われていましたが

昭和58年に『ル レクチエ』と正式に統一されました

表記はル レクチエですが、発音はル・レクチェです
ルレクチエは、10月半ばの秋晴れの日にまだ緑色の硬い果実を一斉収穫します
西洋なしは、枝から離れて初めて追熟を始めます
“プリムール” フランス語で解禁
新潟県では、毎年11/20頃に、ルレクチエの一斉解禁日が定められます
収穫から40日経った頃の11月後半から12月後半までの約1ヶ月という短い期間がルレクチエの旬です
食べ頃が近づくと、緑色で硬かった果実はブライトイエローに変わり、手に持つと吸いつくような柔らかさを感じられるようになり、芳香が漂い始めます
その色や香り、姿は美しく、西洋なしの貴婦人と呼ばれています
完熟するとあっという間に味が落ちるので、とても儚いです
わずかな期間にしか出会えないこだわりの新潟の冬の味です